異常気象が当たり前になっていくよ

野菜高騰のニュースが世間を騒がせていますね。
たしかにここのところの気象は異常だと思います。
5月GW明けの出荷再開を目指していますが、全体的に生育は遅れ気味です。
けどね。
異常気象って今に始まったことじゃないでしょ。
昨年も一昨年も2ヶ月間雨がほとんど降らないことがあってヒーヒー言ってた記憶がありますし、かと思えば雨が多くて困ったこともありましたね。
ウン十年ぶりの・・・ってセリフは聞き飽きました。
これから先も過去の気象が参考にならないようなことがたくさん起きるんだろうなぁ・・・とは簡単に予想がつきます。

それでも安定して野菜セットを供給しなきゃいけないし、それができなければ農業界で生き残っていけないのではと考えています。
栽培に失敗するとついつい気象のせいにしたりするけど、じつは自分が悪いだけなんですよねタブン。
降ってきた状況に対応できなかっただけ。
異常気象のたびに出荷が滞ってたら、農業で食ってけないですから。
どんな条件にも対応できるような栽培技術を身につけて、台風が直撃しても1時間で500ミリの降水量があっても直径10cmの雹(ひょう)が降ってきても、涼しい顔をして畑に出たいものです。
難しいけど、そうなりたい。
まだまだ道は険しい。
天気のせいにしてしまう己が憎い・・・。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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