農業の世界では有名な機械化貧乏という言葉。
必要と思われる農業用機械を次々と購入し、借金まみれで営農していく様。
を指しますが、農を"業"としてとらえると機械はどうしても必要になるし、買っている本人はもちろん絶対に要るものとして購入しているわけです。
困った問題です。

そもそも必要であるはずの機械を購入して借金に苦しむのはなぜかというと、稼働率に対しての価格が高いことがあるでしょう。

例を挙げると。
何百万円もする乗用トラクター、年間で使用するのはたったの数十時間。
なんてのは稲作やってる人に多く、また耕作面積が小さいのにサイズに見合わない大きな機械を所有しているとこんなことが起きます。
また、多品目でやっていてネギ用の機械、ゴボウ用の機械というように専用になってしまって他への流用がきかないもの。
多品目なので全体としてみたら機械の稼働率はおそろしく高くなり、手でやったときと比べて数時間しか変わらないのに機械?ということもありえます。

大きな機械を使うことで効率的に作業を進めたいのはわかります。
面倒な作業を機械に任せたいのもわかります。
体への負担を少なくしたいのもわかります。
ただ、その機械が自分の経営にとって本当に必要なのか、必要だとして適正なサイズなのか、しっかりと検証すべきかなと思います。
レンタルしたほうが安く済む、ということもありますし。

基本的に機械が大型化すればランニングコストも高くなります。
消耗品代や修理代、メンテナンス費など。
所有する機械が増えてもそれは同じこと。
中古なら初期投資は低く抑えられますが、ランニングコストがかさむ場合が多いです。


機械の購入は慎重に。
でも必要なら大胆に。