最低限の見極めがプロの仕事なり

育苗ビニールハウスが熱いです。
暑い、ではありません。
フィーバーしているという意味での熱いです。
キャベツ、ブロッコリ、レタス、トマト、ナス、ピーマン、とうがらし。
これらの野菜が発芽して、ハウスの中には双葉のかわいらしい緑が広がっています。
彼らが畑に移り、大きくなって収穫時期を迎えたときのことを想像すると笑いがとまりません。

1mmとか2mmしかない小さな小さなタネが、やがて大きくなって実をつけ、そして子孫を残していく様子は感動を覚えます。
人間はちょっとだけその営みの手助けをするだけ。
あとは野菜自身に任せます。
必要以上に手をかけてはいけません。
過保護は野菜を弱くするからです。

でも放任はいけません。
野菜は野生の植物とはちがって人間が種とりを繰り返して都合のいいように選抜してきた植物なので、自然界に生きるには弱い存在です。
野草と競争したら負けてしまいます。
だから畑では、野菜が野草に負けずに優位に立てるように手を貸してあげるというわけです。
草をとったりしてね。

このへんの手のかけ具合が農業者のテクニックです。
手助けをする最低ラインの見極めをできるかどうか、それがプロの技術だと思います。
僕が勝手に思っているだけですが、これが家庭菜園とプロとの違いです。
いかに手をかけずに手をかけるか。
禅問答みたいですね。

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