旬→味が最高&収穫量も最高

ブロッコリーの旬といえば秋・冬のイメージ。
これが一般的でしょうし、おそらく間違っていないでしょう。
ただしこれは普通のブロッコリーの話。

ちょっと変わった品種があります。
茎ブロッコリーと呼ばれている品種ですが、アスパラガスのように細長い茎の上に、ちょこんと花蕾がついています。

普通のブロッコリーは最初につく花蕾を大きくして収穫しますが、この茎ブロッコリーは小さいうちに最初の花蕾を摘んでしまって脇から出てくる芽を伸ばして収穫していきます。
この品種の特徴はなんといっても茎の部分。
アスパラガスのような食感をもち、ほんのりと甘みがあるんです。
一口サイズなので食べやすく、子供のおやつに最適な野菜かもしれません。

この品種を育てて最高に美味しく仕上がるのは今の時期。
暑さでぐいぐい生長するので茎が柔らかいまま大きくなり、収穫量も多いです。
これを秋冬に育てると、涼しいので生長はゆっくりになり茎はしっかりとした硬さを持ち、なかなか伸びてくれないので収穫量は少ないという結果に。
つまり一般的には秋冬が旬のブロッコリーだけど、春~初夏に旬を迎えるブロッコリーもあるということです。
品種が変わると旬も変わる。
おもしろいですね。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【悲劇】春の定植祭りは狂気の沙汰

  2. 【革命前夜】農政トライアングルの恐怖!コメ農業の未来は誰に託されている?

  3. 【成長】不織布を片づけながら一石二鳥を狙う

  4. 【我流】ナスの鉢上げなのにセルトレイ?ポリポットはどうした?

  5. 【妄想】大根のタネを播きながら「やる気スイッチ」について考える

  6. 【応用編】難しいと言われるキャベツの有機栽培をどうやって実現する?