秋といえばイノシシの季節です。
稲の収穫がひと段落して、周りに食べるものがなくなってくると狙われるのが野菜が植えられている畑。
ジャガイモやサツマイモなどがあると真っ先に狙われます。
つい先日までは残暑が厳しかったせいかイノシシはあまり動き回っていないようでしたが、涼しくなってきた今頃けっこう動きが激しくなっているようです。
今日、畑に行ってみると入られた跡がありました。
ジャガイモを少々倒されたくらいでしたが、一緒に電気柵で囲っているとなりのおっちゃんの畑では、大根が一列掘り返されて全滅していました。
このまま何もしなければ毎日侵入されてしまうので、圃場周りを点検して柵の微調整を行いました。
しばらくは気が抜けません。
そして恐ろしいことに、もうひとつの畑にもイノシシが侵入していました。
こちらではサトイモが数株掘り返されていて、発芽してまもない冬用大根が一列きれいさっぱりなくなっていました。
被害でいえばこっちのほうが大きい。
精神的な被害もそれなり。
どうも雨が降っているときに侵入してくることが多い感じです。
雨にまぎれて足音を消せるからでしょうか。
それとも雨が降っていると電気柵の効果が薄いとか。
どんな理由にせよ現状では電気柵でなんとか侵入をくいとめるしかないので、電線の高さを調整して防いでいきたいと思います。
被害が広がってしまう前に、イノシシがあきらめてくれることを願います。
せっかく計画的に作付けしてるんだから邪魔しないでほしいものですね。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・