うまくいく時とうまくいかない時があって栽培が不安定なのがブロッコリー。
だいたいポイントを押さえれば育ってくれるんですが、そのポイントすらおろそかにしてしまう自分が情けない。
簡単にいえば育苗と潅水と防虫。
これだけです。
育苗に関しては苗半作という言葉があるとおり成否のほとんどがここで決まる重要なポイントです。
なかなか難しい世界なので一言で書くことができません。
ブロッコリーが失敗するときはたいてい育苗なので、畑に植えてしまえばけっこう安心して見ていられますね。
といいつつ、秋ブロッコリーの場合は夏の暑いときに畑に植えることが多いので、植えた直後の水やりがおろそかになると簡単に枯れてしまいます。
根を張って土から自分で水を吸えるようになるまでは気が抜けません。
僕はよく枯らしてしまいます・・・。
でも根が張れてしまえば水やりは必要なく、過保護になって弱く育ってしまうのでむしろ水をあげてはいけません。
だから定植後の数日さえ乗り切れば成功は約束されます。
そして防虫。
ノーガードでブロッコリーを無農薬栽培される方もたくさんおられますが、僕はそこまでの技術を持っていません。
ネットをかけて外敵から守ります。
これがもしノーガードでやってしまうと
ごらんのとおり甚大な被害をうけてしまいます。
有機農業者にはテデトールという強力な武器があるので、時間さえかければこんなひどい被害なく育てることも可能ですが、テデトールはとにかく時間がかかるのでお勧めできません。
ネットを張る時間のほうが短くてすみますし、資材費と耐用年数と自分の時給を考慮してみてもネットを張ることは決してマイナスではありません。
というわけで今年の秋ブロッコリーは順調に育っています。
白菜も大根も順調なので、秋冬の野菜セットはしっかりと重量野菜が入ったバランスのよいセットになりそうな予感がします。