春からの出荷再開に向けて作業が進んでいます。
ほとんどが耕して畝を立てて種を播いて、の繰り返しです。
単純です。
昨年やっていて感じたのは、研修生が機械を使わないと作業配分が難しいということ。
季節によっては耕して畝立てという作業がひたすら多いことがあるので、畝が立つまでとりあえず他の作業をしてもらうということが頻繁にありました。
仕事は進んでるんだからいいじゃないか、と思うかもしれませんが優先順位が低くてもそれをやってもらっていたことに問題があります。
今年はすでに機械を使ってもらっています。
耕耘機はもう使えるようになりました。
そして昨日は畝立ても経験してもらいました。
独立就農したときに遭遇する作業すべてを経験してもらう、という意味では機械作業は外せません。
機械に慣れてもらうことができればOK、自分の畑でこの機械は必要なのかということも自問してもらえるとうれしいですね。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・