これでほんとに出荷が終了しました

ようやく今年度の出荷が終了しました。
いえ、2月末でほとんどの出荷を終了していたのですが、飲食店様と豊田市内配達の一部お客様については出荷を続けていました。
いつ出せなくなるか分からない、という状態でも理解していただける親しい方たちです。
3月、4月の2ヶ月間まるまる出荷ができなくて収入が途絶えるというのも苦しいので、3月はできるかぎり出荷を続けたいと考えていますが、いったいどこまでできるんだろうというのは自分でもまだよくわかっていません。

今回3月23日まで出荷できたというのはひとつの光です。
今年のように暖かい3月でも中旬くらいまで出荷できるのであれば、4月はがんばって下旬くらいから出荷再開すれば1ヶ月ほどの休止期間で済むことになります。
2ヶ月から1ヶ月へ、これは大きい。

ちなみに今日出した野菜は
ニンジン、水菜、わさび菜、菜の花、ブロッコリー、芽キャベツ、ネギ
です。
在庫があればジャガイモやヤーコンも出せるはずなので、これらの野菜を多めに作付けておけば3月も安定して出荷できるでしょうね。

ハウスとかビニールトンネルとか使えば年中出荷もできるんじゃない?と思われる方もおられるでしょう。
松本自然農園ではなるべく資材を使わない方向で動いています。
以前はビニールトンネルや不織布などで保温したりしてなんとか収穫期間をのばそうとしていましたが、そういうのはやめてホントの露地栽培にしています。
そうまでして年中切れずに出荷しないといけない?と感じているからです。
ありのままの気候で育つ旬の野菜をお届けして、それで生計が成り立つならそれでいいじゃないですか。
コンビニの夜間営業が人件費ばっかりかかってあんまり儲からないのと同様に、端境期に無理して栽培しても経費ばっかりかかって儲からないんですよ、たぶん。

なんにせよこれで今年度の出荷は終了。
しばらくは畑仕事に集中できそうです。
出荷のプレッシャーから開放されてのんびりしまーす。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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