【農業のキホン06】CEC陽イオン交換容量とは?この数値をどうやって使いこなす?

新しく畑を借りて、いきなり栽培を始めるのってちょっと怖くありませんか?
そこの土壌がどんな具合か分からないと、どれくらい肥料を入れたらいいのか、どの栄養素がどれくらい必要なのか、さっぱり見当がつきませんよね。
そんなときは土壌分析。
土の状態を把握して、数値でしっかりと見えたところから、いよいよ栽培が始まります。

ところが出てきた数値がよくわからない。
pHはなんとなくわかるけど、ECって何?塩基飽和度って?CECで何に使う指標なの?
せっかく分析をしても数値を活かせなければ意味がありません。

というわけで今回は、土壌分析のときによく目にする
CEC(陽イオン交換容量)
について詳しく解説します。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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