農作業中に近所のおばちゃんが車を停めて話しかけてきました。
はじめて話すおばちゃんです。
なんだろう?と思って話を聞いてみると
廃菌床いらんか?
という相談でした。
ここ松平地域では椎茸の菌床栽培をしている方も多く、組合ができているほどなので廃菌床も山のようにでてくるみたいです。
ちなみに廃菌床というのは原木の代わりになるもので、オガコにキノコ菌を住まわせた培養土です。
キノコ栽培が終わってでてきたオガコくずですが、有機物分解能力の高いキノコ菌が生きている状態ならばこれほど有効な土壌改良剤はないと言ってよいほど。
じつは以前から探していたんです、廃菌床。
畑で使いたいなぁと思っているまま今に至っているのですが、それが向こうからやってきてくれるとは思いもよりませんでした。
それもこれも、地域に入り込んで畑をせっせと管理していたからこそです。
この地域に僕の存在が広まってきたからこそです。
オカラはタダで手に入る有効な肥料としてたくさん使っています。
ここに廃菌床という強い味方が増えるわけです。
松本自然農園は今年さらにパワーアップしそうです。