【農林業センサス2020】農業者40万人減ったら日本の農業はオシマイなの?

2020年農林業センサス https://www.maff.go.jp/j/tokei/census/afc/2020/

農業版の国勢調査ともいえる農林業センサスの2020年版が農水省から出されました。
農林業にまつわる様々な統計データを分析している貴重な資料です。
この資料の中でも特に目を引いてメディアに取り上げられていたのが
農業者人口が5年で40万人も減少
というもの。
176万人から136万人へ、とんでもない減り方をしています。
このまま減っていけば近いうちにゼロになるんじゃないかと不安になるくらいの減り方。

とはいえ、他のいろんなデータを拾っていくと意外に農業者人口が減っていくこと自体は問題にならないことにも気づきます。
まったく問題ないとは言いませんが、少なくとも食料供給という側面では大丈夫だったりします。
そのあたりを統計データを示しながら解説します。

これから農業界に参入しようと考えている人にとって、その業界が伸びていくのか死んでいくのかを知っておくことは非常に大切な話だと思います。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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