2016年ごろに行われていた農協改革。
TPP交渉でアメリカがぐいぐい攻め込んできていたころですが、そんな大変な時期に自民党農林部会長に就任したのが
未来の総理候補として注目を集める小泉進次郎議員でした。
誰よりも農林の世界に詳しくない私が、農林部会長として、どれだけのことができるか。
責任を重く受け止めがんばっていきたい。
と語ったところからスタートして、2年という任期で彼が残した功績はどんなものだったのか触れていきたいと思います。
農協改革は小泉氏の就任よりも前から政府が進めていたもので、その継続を託された形ですが農協の本丸ともいえるJA全農に切り込んでいくことは並大抵のことではありません。
無残にも跳ね返されるのか、剛腕で改革を実現するのか。
結果的に改革は骨抜きだった、というメディアの報道が多かったように感じますが、本当にそうなのか?
農協改革は進んでいないのか?
小泉進次郎氏は負けたのか?
あれから3年ほど経った今だからこそ、農協改革を客観的に振り返ってみたい。
そんな動画になっています。
日本の農業の行く末を左右しかねない農協改革。
ぜひ注目してください。
今回参考にした書籍
「農業崩壊 誰が日本の食を救うのか」
https://amzn.to/3603Was
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・