かなり早い展開

年に1名、もしくは2名を研修生として受け入れてきた過去。
今年は珍しく3名を受け入れました。
6反程度の小さな農園に3名も受け入れるのはどうだろう?という人数です。
だいたい放っておいたら年に1名くらいが研修を希望してくるという傾向だったので、青年給付金の効果かな?と思ったほどです。

今年は3名の研修生で労働力がかなりだぶついてしまい、彼らにとっては作業の分担による経験蓄積の減少がありました。
ゆっくりやっても仕事が進むので、作業スピードを気にしたり効率を上げていこうという意識を持ちにくかったこともデメリットでしょう。

そんなことをふまえ、来年度は2名を受入限度にしようと考えました。
栽培面積は今年9月に約1.5反(450坪)増え、来年もさらに増やそうと計画しています。
総面積が1町歩前後(3000坪)になってくるので本気研修生が2名いたらちょうどいい具合じゃないかと思っています。

という経緯がありつつ、来年度の研修生2名が早々に決まってしまいました。
だいたい年をまたいでから慌てたように決まることが多いので珍しいことです。
研修生募集要項には「早いもの勝ちではありませんが」などと書いたりしていましたが、期限があって選考するわけじゃないので実質的には早いもの勝ちになってしまいます。
検討してくれていた皆様すみません。
2014年度は募集を締め切りました。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 次代の農と食を語る会 vol.40 小さな農業でのお金の稼ぎ方

  2. 【農業のキホン01】新規就農者には3つのスタイルがある

  3. ラウンドアップの発がん性とモンサントの農業支配。それって事実?陰謀論?

  4. 【お試し】ズッキーニがオクラのように高くそびえたつ・・・だと!?

  5. 【我流】ナスの鉢上げなのにセルトレイ?ポリポットはどうした?

  6. 【耳勉】キュウリの種まきしながら自分をアップデート