最近ちょくちょくと見学が入っていました。
この寒い中に物好きな・・・という感じではなく、就農を希望する人やすでに始めた人など仕事として農をとらえている人たちの来園だったので、将来を考えるのに年末がちょうどいいのかもしれません。
うちは研修に関して「いつきてもいいよー」と言っているので直前まで研修生が来るのかどうかわからないことが多いです。
それでもなんだかんだ言いながら常に1名以上在籍しているような状況が続いています。
現・研修生のワタナベさんは来年3月くらいまでいる予定で、それからは独立就農します。
そうなると春から僕だけに・・・とはならないようです来年も。
確定ではないのですが研修を希望している、もしくは希望しそうな気配の方が2~3名ほどいます。
はっきりと決まっているわけではないのでなんともいえませんけど。
ただ、現在は青年給付金制度(準備型)があるので、申請のこともあるし研修を希望されるのであれば早めに決めてしまったほうがよさそうです。
助成金が出るから研修を希望します、というのはやめてほしいけど(受入側にはメリットがほとんどないので)、本気で研修・就農を希望するのであればもらえるものはもらってもいいのかなと思っています。
就農初期の金欠には苦しい思い出があるので、それを回避できるだけでも価値のある助成金でしょうね。
農地バンクや空き家バンクの整備、そして助成金制度。
うーん、恵まれた状況が出来てきてますね。
うらやましい。
県内にライバルをあまりつくらないでくれーと悲鳴をあげる農家さんもいますが、将来的には同業者が協力しあえてかつ切磋琢磨しあえるような状況をつくっていきたいと思います。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・