好調をキープしてお盆を越えたい

週によって出来のいい野菜は変わってきますが、収穫がはじまってからずっと好調をキープしているのがナス。
採れたものは発送数に応じて分配するので、入れすぎだとお客さんに怒られそうなくらいです。
草姿に勢いがあって簡単にはくたばらないような雰囲気を出しているので、8月も安心してみていられそうです。


ナスはそのときの状態を果実に見ることができるので管理がしやすい野菜です。
水や肥料(おもに水)が不足しているとぼけナスといってつやのない果実になります。
また、大きさは充分なのに切るとタネがしっかりできているのは緩慢な生育によるもので、やはり水や肥料の不足です。
今のところはつやつやなので大丈夫そうです。

通路を水でひたひたに満たしてしまうほどナスは水を必要とする野菜なので、雨の降りにくい今の季節はとくに注意をしています。
逆にいえば水さえあればなんとかなるかな。
今回ナスが植えてある圃場は用水路が走っているので、高低差を利用してホースによる潅水ができます。
これでナスはひと安心。

昨年は真夏のナスはさっぱりだめだったので今年は名誉挽回できています。
来年もうまくいくかというとそんなこともないのですが、夏の主役のひとつなので失敗しないようにノウハウを蓄積していきたいものです。

関連記事

  1. 【農業2020】農家がYouTubeを始めるときの処方箋|3つのPを意識しよう

  2. 【変化球】発芽適温が高いタネは奥の手で発芽させようか

  3. 【腰痛】黒ビニールマルチにジャガイモを植え付けるのは流行るか?

  4. ラウンドアップの発がん性とモンサントの農業支配。それって事実?陰謀論?

  5. 農家のための災害復旧支援。国はどこまで助けてくれる?農家はどこまで負担する?

  6. 【妄想】大根のタネを播きながら「やる気スイッチ」について考える