一年の計は品種選びにあり

冬の楽しみと言えば。
みんなわかってると思いますが品種えらびです。
今年一年どんな野菜を育てようか、頭の中で妄想をふくらませながら選んでいく。
こんな品種があるけど、食べておいしいと言ってくれるだろうか。
こんな珍しい野菜があるけど、果たして受け入れてもらえるだろうか。
たんに自分が育ててみたい食べてみたいというエゴではなく、食べてくれる人たちのことを想像しながら品種を選んでいく作業は至福の時間です。
この妄想だけで茶碗3杯くらいのご飯は食べられますね。

松本自然農園はなんだかんだと8年目になるので、さすがに品種はある程度かたまってきています。
大きな変更はありません。
でも過去の反省を生かしながら、失敗したなぁと感じるものは切り捨てて新しい品種に挑戦したり、いつも好評な品種は相変わらず保守的に採用したり、理想の野菜セットになるように品種の選定を繰り返してきています。
今年も色々やってます。

品種の選び方には農家の個性が出るもんです。
ある種、生命線。
これを真似されると同じような野菜セットが出来てしまうのでインターネット上では公開していません。
選び方にはコツがあってたまに記事にはしてますが、
http://matsufarm.blog.shinobi.jp/Entry/911/
http://matsufarm.blog.shinobi.jp/Entry/239/
具体的に品種名を書くことはあんまりないです。
だって教えたくないですもん。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【我流】ヤーコンを育苗するとかマジですか!?

  2. 【溜息】張ったばかりのビニールマルチが穴だらけ!誰じゃあ!!

  3. 【農業のキホン05】F1品種 とは?農家の口から出るF1はスポーツカーではない

  4. 【技術継承】1分動画で栽培技術習得!農業界の新インフラAGRIs出現!

  5. 【実験】ゴーヤのタネを丸裸にして播いてみたら・・・

  6. 書籍出版しました:時給3千円農家のつくりかた