畑で縦横無尽に走り回るネズミたち。
モグラじゃないんです。
機械で耕しているとピューッと走って逃げていくネズミはよく見かけますが、モグラは就農してから一度もお目にかかったことがありません。
住み着いているのはハタネズミだと思います。
河川敷や田畑などの地表から地中約50cmの間に、網目状の巣穴を掘り生活している。体長10cm程度。
という情報もありますし間違いないかと。
畝をたててしばらくするといつの間にか巣穴ができています。
タネを播こうとするところに穴があるので、一度つぶさないとタネが播けないという問題が・・・。
植えた苗が根を切られて枯れるということもあれば、芋類をかじられてしまうということも。
とにかくやっかいな奴ら。
個体数は多くないと思うのですが、とにかく行動範囲が広いので被害も広範囲に及びます。
いま一番の問題かも。
そんなネズミなので憎らしい気持ちが強いのですが、こないだ研修生が彼らのことを
ミッキーさん
と呼んでいたのを聞いてハッとしました。
ミッキーという響きが憎らしさを減らしてくれたんです。
なんとなく愛おしく、被害を受けても「ミッキーだからしょうがないか」という気にさせられます。
言い方ひとつでこんなにも気の持ちようが変わるのかと正直驚きました。
これから松本自然農園ではハタネズミのことをミッキーと呼ぶことにします。
よろしくね。
でも本家ミッキーさん、ごめんね。