助かるような助からないような

忙しいはずの9月~10月上旬を無事に乗り越えられたのは、ひとえに研修生のおかげといっていいでしょう。
もちろん一人でもやれる面積しか管理してないので研修生がいなくても大丈夫なんですが、彼らがいることで時間にかなり余裕をもって作業することができたように思います。

ただしいいことばかりではありません。
自分がやるはずの作業をこなしてもらうので、指示を出しても思った通りの結果にならないことも多々あります。
それは当然収穫終了までずっと影響するものです。
失敗も含めて研修だし、いまのうちに色々と失敗から学んでほしいと思っていますが、あまり大きな失敗だとダメージが大きい・・・。
指示の出し方が悪かったんだと思うことにしていますが。

お金を払って働いてもらっているわけじゃないので一通りの作業を経験できるように仕事を割り振ります。
アルバイトと違うところはここでしょうね。
もし松本自然農園でアルバイトを雇うとしたら、単純で失敗の少なそうな作業か草刈りばっかりになるでしょう。
就業時間内に無駄話もしないでしょうし。
(と書いているあたりで研修生とは無駄話が多いとわかる)
(無駄じゃないんだけど)
研修生が独立したときに新しい作業が出てきて迷わないようになればいいかなと思っています。
diary111015-01.jpg

これから先は農閑期に向かいます。
座学が増えたり、経営的な話を多めにしてみたり、冬らしい研修にできればいいですね。

関連記事

  1. 書籍出版しました:時給3千円農家のつくりかた

  2. 【耳勉】キュウリの種まきしながら自分をアップデート

  3. 【お知らせ10/27イベント】有機農業者であれば必見の内容です。

  4. 【時給】農業収入ってどのくらいあるの?農家ってちゃんと生活できているの?

  5. 【播種】空心菜(エンサイ)の青臭い感じは好みが分かれるね

  6. 次代の農と食を語る会 vol.40 小さな農業でのお金の稼ぎ方