早く来い来い来年の種

今年中に完成させます、といちおう宣言している苗床。
あと10日ほどで今年が終わってしまうのでがんばってみました。

これでだいたいOKです。
トンネルにかける保温シートも用意してあるし、温度管理ができる電子サーモの設置も完了しています。
あとは試運転してみるだけ。

この苗床でどれくらいの苗を管理できるかというと、550mm×280mmのセルトレイだとだいたい68枚ほど置けるようです。
主に使用するのはポリポットでの夏野菜(トマト、ナス、ピーマンなど)だと思いますが、計算上は約1600ポットほど置くことができます。
これだけあれば僕的には充分ですね。

ここに至るまでには様々な環境で育苗してきました。
軽トラックの荷台で育苗したこともあるし、車用のパイプ車庫にビニールをかけて育苗ハウスにしたこともあります。
そのときそのときの栽培面積や顧客数にあわせての変化なのですが、育苗に関してはこれでようやく落ち着くことができそうです。
栽培面積も顧客数も、このさき大きく拡大するようなことは当面ないので。
今回の環境に早く慣れるように、今のうちに失敗を重ねていこうかと思います。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【農業のキホン07】C/N比そして窒素飢餓。有機肥料マスターになるための第一歩です

  2. 【耳勉】キュウリの種まきしながら自分をアップデート

  3. 【播種】空心菜(エンサイ)の青臭い感じは好みが分かれるね

  4. 【溜息】張ったばかりのビニールマルチが穴だらけ!誰じゃあ!!

  5. 【応用編】難しいと言われるキャベツの有機栽培をどうやって実現する?

  6. 【農業のキホン04】GAP とは?取得するメリット・デメリット