来年に誓うトマトの安定生産

トマトの調子がいまいち。
6月下旬くらいから収穫がはじまるのですが、そのあたりから何者か(小動物?)に果実を食い荒らされて収穫物がほとんどない状態になっていました。
その後、ネットで周りをかこってなんとか被害は減りましたが、8月に入ったくらいからカメムシの食害が増えてきて売りものにならなくなってきました。
ネットで囲ってるからカメムシを中で飼っているような状態ですもん。

あちこちから
もうトマトないの~ありえ~ん
という悲鳴にも似た声をいただいております。
ご迷惑おかけしております。
夏野菜の主役なのにセットに入らないって、いったいどんな野菜セットなの?
と少し悲しくなります。
野菜セットの中の一品と考えると、栽培にやたらと手間のかかるトマトは割りにあう野菜じゃありません。
でも、トマトはそれを越えても作りたいと思わせるほど、いまでは日本人に強く支持されているのです、たぶんね。
今年は安定してトマトを供給できたらなぁ・・・という想いで2月頃にビニールハウスを建てていたのですが、強風であっさり倒壊してしまいました。
その再建設することなく今に至っていますが、部材はあるのでまた建てようと思っています。
それと家のそばに建てたビニールハウスもあります。
苗を育てる専用のハウスと位置づけていますが、野菜の栽培ができないわけじゃありません。
来年はそこでトマトを育ててみようと思います。

2つのビニールハウスがあればすこし小さいですが面積としては充分です。
確実に収穫できるなら面積はそれほど必要ないですし。
とにかく僕に課せられているのはトマトの安定生産です。

・・・まだ今年のトマト終わってないというのになんで来年の話をしてるんだろう?
気が早いよ。まったく。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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