初の連携事業

松本自然農園に見学にいらっしゃる方の中には、
家庭菜園をやりたいんだけど農地が見つからない
という悩みを持っている方もちらほら見られます。
いわゆる行政が公募しているような市民農園だと抽選になるほど需要が大きくて、運よく借りられたとしても周りの区画住民との兼ね合いで草を生やせなかったり農薬が飛散してきたり、ということがあるようです。
やりたいのにやれない、そんな状況が僕のところにも伝わってきます。

松本自然農園はあくまで生産農家なので、市民農園の管理事業みたいなことをやるつもりは全然ありません。
僕に相談されても困ります。
困ってました。
そんな状況に光が差しました。
朗報です。

貸し農園 ShareFarm
豊田スタジアムの近くにある貸し農園が今年の春からスタートしています。
無農薬・無化学肥料であることが条件の貸し農園なのは全国的にも珍しいと思います。
残りは5区画だそうですが、興味のある豊田市民はメールしてみてはいかがでしょう?
管理人は若きイケメン。
彼にそれほど栽培技術はありませんので、農業指導を押し付けられることがありません。
けっこう自由(らしい)。

松本自然農園としては貸し農園を運営していくことができませんので、ShareFarmさんと連携していくことでみなさんの需要を受け流していきたいと思います。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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