年の瀬は後ろを振り返りたくなります

2009年がもうすぐ終わろうとしています。
松本自然農園の関わりのあるすべての皆様、今年一年ありがとうございました。
みなさんの支えがあったからこそ、こうして新年を迎えることができます。
お世話になりました。
来年もよろしくお願いします。

今年は松本自然農園にとってひとつの区切りになった年でした。
就農当初の目標は農業で生活できるようになるというものでしたから、そういう視点でいくと今年でひとまず完結できたのかなと思っています。
ここまで5年かかりましたが僕的には少し遅かった。
でもこれが僕のペースなんでしょうね。
なんにしても大満足の2009年でした。

そして来年は・・・。
すでに今年の10月頃から手をつけていますが、来年は就農希望者にたいしての研修に力をいれていきたいと考えています。
農業者=経営者だと思っているので誰でもウェルカムなつもりはありませんが、やる気のある方が低いハードルで飛んでいけるようにしてきたいです。
農地や借家を借りるときのハードルなんぞは撤廃してもいいようなハードルですから。
栽培技術があって経営能力もあるような有望な人材が入ってくることは農業界にとって大切なことですしね。
研修カリキュラムのようなものはこれから作っていきます。
人に教えるなんて偉そうなこと、できればしたくないんですけどね。
野菜と向き合うよりもストレスあるでしょうし。
でも周りから背中を押されるのであれば、それはやるしかないです。
人に必要とされることはうれしいですもん。

さて日記書いているうちに今年の残り時間が25時間ほどになってきました。
来年もよい一年になりますように。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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