9月は小さな端境期。
夏野菜が終わっていくなかで秋野菜が徐々に出てくるので、切り替えがうまくいかないと野菜がなくてヒーヒー泣くことになります。
そんな季節に入ってきて、今は緊張感たっぷりです。
ひとつでも収穫できる野菜が多ければうれしいもの。
ズッキーニが復活してきたのは何よりもうれしい便りです。
春に作付けして7月中旬まで収穫をしていたのですが、真夏の暑さに弱いズッキーニは実をつけずに身を潜めていました。
それがだいぶ涼しくなってきて花がしっかりと咲くようになると、息を吹き返したかのように実をつけはじめました。
最盛期ほどではありませんがそこそこ採れます。
秋作用に新たに種まきをしなくても収穫できるんだったらこんないいことはないです。
ビバ、ズッキーニ!
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・