【誤解】種苗法改正によって農家の自家採種が原則禁止?!

農林水産省 品種登録ホームページ

「農家の自家増殖、原則禁止」種苗法の改正によって自家採種ができなくなる!在来種や固定種が消えてなくなり日本のタネはF1ばかりになってしまう!遺伝子組み換え作物を日本に普及させるための改悪だ!といった声が2018年によく聞かれました。

もちろん注視していかなければならないところもありますが、多くの心配は種苗法改正の誤解から生まれています。間違った認識から余計な心配をしていることが多く、法律をしっかりと理解しないまま騒いでいることがちらほら見受けられます。

もちろん改正の内容はわかりにくいですし、報道が過激な表現になっていたことは問題だと思います。が、知らなかったで済まされる話でもないですし、下手すると法律違反で刑事訴訟もじゅうぶんにあり得る話です。

まずは種苗法を正しく知り、守るべきところと攻めるべきところをしっかりと線引きするところから始めてみませんか?

参考サイト
農ledge

農山漁村文化協会(農文協)ruralnet

最近の野菜品種の登録状況について

種苗をめぐる最近の情勢と課題について

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