【亜流】多品目農家が小さな面積で反収を上げていく3つの手法

自分が小さな農家であることを自覚しているなら、大規模農業と同じことをやっていたらつぶされてしまいます。
彼らと同じ生産性向上、栽培技術向上、機械化推進では、同じことをやっていたとしても太刀打ちできないからです。価格競争になったときに必ず負けます。
小さな農家は小さいからこその強みを活かすべき。小さな面積でも高い収量をあげていく方法を、生産性向上とは違った道で実現すべきでしょう。
そのための手法はたくさんあります。大手にはできない手法も山ほどあります。それらのいくつかを選び、実行することで小さくても強い農家へ一歩近づくことができるようになります。
今回ご紹介する手法は、私が実践している中からいくつかをご紹介したものです。
すべてとは言いませんが気に入ったものを取り入れてもらえると嬉しいですね。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【農林業センサス2020】農業者40万人減ったら日本の農業はオシマイなの?

  2. 【経費の内訳】何にいくら使ってる?露地野菜農家が使う経費トップ5

  3. 【農薬・肥料とは違う】バイオスティミュラントを使いこなせば収量アップまちがいなし

  4. 化学肥料の価格高騰を乗り越えるには?

  5. カボチャにかかった不織布をはがしてみたら・・・

  6. 【強健】カボチャの育て方~恐るべき場の支配力とバリエーション豊富な品種力~