野菜の端境期をなんとかしたい

明日27日は野菜の配達日。
これが今年最後の発送になります。

一年を通してみると野菜を出せない時期がどうしてもあります。
3月と4月。
ここはいわゆる端境期というやつで、育ててきた野菜が花を咲かせる季節なので出荷できるものが少ない。
品目数がそろわないので、うちのような多品目農家は出荷を休むことが多いです。
松本自然農園も今年は2ヶ月間休みました。

9月下旬~10月中旬。
夏野菜から秋野菜へと移行する時期で、移行がスムーズにいかないと野菜が少なくなります。
プチ端境期と呼んでいます。
今年は切れることなく出荷できましたが、ちょっとムリヤリなところもありました。
家の栗とかシイタケとか出してましたから。
セットにシイタケを入れるのはナシということじゃなくて、セットに入れる予定じゃないものの力を借りる必要に迫られたということ。
プチ端境期を口笛ふきながら余裕で乗り切るにはもうすこし経験が必要なようです。

1年のうちで野菜がセットとして成立しないのは2ヶ月間ほどだけです。
ここさえ工夫してやれば、みなさんに迷惑をかけずに年間供給が可能になります。
というわけで今は3月に向けてアレコレと対策を練っているところ。
ちょっと難しいかなぁという感じですが、1週間でも長く出荷できるようになればと思います。

さあまずは明日の最終出荷だ!

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 農業人口減少と高齢化 ピンチではなくむしろチャンス!

  2. 5/16締切 新規就農を全面的にサポートします!

  3. 【六次産業化】難しい理由3つ&成功のコツ3つを知れば六次化のハードルは下がる

  4. 【農業のキホン06】CEC陽イオン交換容量とは?この数値をどうやって使いこなす?

  5. 【成長】不織布を片づけながら一石二鳥を狙う

  6. 【応用編】有機・多品目栽培でトマトはどのように育てるべきか