夜10時からテレビ見ました。
たけしのニッポンのミカタ
ブームが農業をダメにする 農業をなめるな!
ということで昨今の農業ブームに警鐘を鳴らし、農業の実態を伝えてくれました。
まあ褒めちぎるような内容でもなく、タイトルのインパクトを考慮すれば全体としては甘いというかゆるい。
ホントに厳しい農業の実態はちょびっとしか放送されず、あれじゃ農業が大変だなんて伝わらないんだろうなぁ。
けどまあ昨今の農業ブームは異常でしょう、ということは電波に乗っていたかもしれません。
●農業は派遣切りの受け皿じゃない!
トップリバー代表からの厳しいお言葉。農業の現実が少しは伝わったかも?
●アナタは自給自足できますか?
自給自足をするには手間・ヒマがかかるよ、という話。
●それでも農家の嫁になる理由
湯布院 江藤農園
一家4人が休みなく働いてもサラリーマンの平均年収以下だそうです。
そんな農家に嫁いだ女性をクローズアップしてましたが、
私は好きだからいいけど、そうじゃなくて農家の嫁になったら大変でしょうね
と言ってました。
まあそれが現実ですね。
●宇宙飛行士が自給自足
だいたいこんな内容でした。
この番組を見てなにを感じるかは人それぞれですけど、これを見ても
やっぱり農業やってみたい!
という方がおられたら、それはもうウェルカムですね。
仕事としての農業でも、田舎での自給自足でも、情熱と行動力がなければ実現しませんから、厳しい現実を知ったうえでチャレンジするのなら僕は応援します。
支援じゃないよ、応援。
がんばれ~。
あ、僕もがんばります。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・