葉についた露には意味がある


トマトです。
葉先に水滴がのっているの分かります?
双葉の両先にもりっと、そして小さな本葉にもちょこっと
この水滴、水やりしたときにかかったものでもなければ雨に当たったわけでもありません。
トマト自身が出したものなんです。

トマトに限らず植物は自分で水分調整をすることができます。
水分が多いなぁと思ったら写真のように葉先にたくわえて待機。
日中暖かくなって水分が欲しくなると、持っていた水分を吸収します。
けっこう賢いんですよ。

だから葉についているこの水滴は、揺らして勝手に取ってはいけません。
トマトがすねます。
水滴がついていれば「ああ、水やりは少しだけでいいな」
とか
水滴がついていなければ「足りてないんだな、たっぷりあげておくか」
といった目安にもなります。

あとは活着の目安にも。
トレイなどにばらまきして発芽してきた苗を、大きなポットに移し替えるときは根を切ってしまうこともあって移植直後は自分で地面から水を吸う力が弱いです。
植え替えたあと葉先に水滴をたくわえるようになれば、根っこがしっかり張ったという目安にもなるわけですね。

水滴ひとつにも意味がある。
育苗は奥が深いです。
ちいさな観察、大きな未来。

関連記事

  1. 【溜息】張ったばかりのビニールマルチが穴だらけ!誰じゃあ!!

  2. 【実験】ゴーヤのタネを丸裸にして播いてみたら・・・

  3. 【悲劇】春の定植祭りは狂気の沙汰

  4. 【地域格差】平地の農業はやっぱり強い!都市・中山間地域で食える農家になるにはコレしかない!

  5. 【応用編】難しいと言われるキャベツの有機栽培をどうやって実現する?

  6. 【農業のキホン06】CEC陽イオン交換容量とは?この数値をどうやって使いこなす?