苦手な夏育苗のはじまり

春野菜がどんどん終了していく中で畑に空きスペースが増えていく6月。
夏野菜を植え終わって一息ついているので新たに種を播くことも少なく、6月に播ける種がそれほど種類として多いわけでもなく、畑では草がわさわさと生い茂っているような状況です。
これが7月になると、秋野菜のスタートとして芽キャベツやブロッコリーなどの育苗がいよいよ先陣を切ってきます。
苦手な夏育苗のはじまりです。

今年こそは!と思って意気込んでいますが、そういう鼻息の荒さも例年どおりなのでなんとか育苗環境を改善しないと同じ結果で惨敗してしまいます。

そんななか

さっそく種まきがはじまりました。
毎年、なんどやってもどんな品種に変えても発芽率が異常に悪い芽キャベツの種を播いています。
いつもより早いですが、発芽率が悪かったら再度播き直そうという魂胆です。
なんとか必要株数を確保したい。
と必死な思いでやってます。

研修生が3人もいるので、目を光らせていないと溝の深さがばらばらだったりラベルを間違えて挿していたり、のちのちに影響しそうなミスをしそうなので緊張します。
監督業はどちらかといえば嫌いなので自分でぜんぶやりたいところですが、それじゃあ研修にならないので任せるようにしていますが・・・。
うーん、じれったい。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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