管理機は万能だから管理機なんです

山奥にある新圃場では種まきラッシュが続いています。
昨年まではなかった場所なので、ここに作付けを振り分けることで畑を有効に回すことが出来るようになりました。
かなり助かっています。
まだ使い込んでいないので痩せている畑という印象ですが、土質はかなりいいほうだと思うので年々育てやすくなってくると思います。

草が生えているところから畝を立ててタネを播ける状態までもっていくには、耕すための耕耘機と畝を立てるための管理機が必要になります。
2台の機械を山奥まで運んでくるのは・・・面倒です。
いや、山奥に限らず離れた圃場に機械を動かすのは一苦労なんです。
それが小さな面積だったらなおさらですが、少量多品目栽培の場合たいていは細々と耕していくことが多いので機械の移動は時間的にロスが大きくもったいないですね。

こういうときは一台で済めばいいなぁと思います。
耕すことと畝を立てることを一台でやれたら・・・。

というか今までずっと一台でやってきてたんですよ。
管理機だけで耕して畝を立てて。
今年から参加した耕耘機に耕すことを任せてしまいましたが、管理機はもともと万能選手だから全ての作業をこなせるんです。

今回、久しぶりに管理機でぜんぶやってみました。
耕して畝を立てて。
耕耘爪の向きを変えることでそれぞれの作業に対応させました。
上々の出来です。
刃を付け替える作業自体は面倒ですけどね。
耕し用に軸と刃をセットで用意し、畝立て用にも別のセットを用意しておけば、交換作業はラクになります。
機械を二台所有するよりも安く済みますね。
小面積だからこその手法だとは思いますが、管理機という名前を汚さないように色々な仕事をさせたいなと最近思うようになりました。
秋が深まって機械の出番がなくなってきたころに農機屋さんに相談に行ってみようかな。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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