メイン圃場の入り口付近。
このあたりにはキウイの木が植えてあります。
今年が3年目なのでそれなりに育っていて、来年あたりにはちゃんとした棚ができてくるのではと思っています。
そのキウイ付近には勝手に生えてきて育ったカボチャがいます。
こいつが思った以上にぐんぐんと育ってくれて、大きな果実を5つつけて枯れていきました。
大きいものは3.6kg。
ほかのも2kg以上ありました。
へたに世話をして育てたカボチャよりもよっぽど優秀な結果です。
くやしい・・・。
キウイの周りは、キウイを育てるために思いっきり敷き草をしていました。
そこから生まれる養分をたっぷりと吸って育ったことが良結果につながったのだろうと思いますが、もうひとつの要因としてはキウイ棚を登っていって空中で実をつけたことだろうと考えられます。
それだと草に埋もれることがないですからね。
僕はけっこうカボチャ栽培がへたくそなので、放っておいたほうが元気に育ったということがけっこうショックです。
だから無肥料がいいんだ!とか自然農は素晴らしい!とか、そういうことにはなりませんけど、栽培管理方法そのものを見直そうかと考えさせられます。
だいたい僕が失敗する主原因は草に負けること。
ツルを這わせる先で草に負けてしまうので結果として大きな玉ができません。
今回のキウイ棚栽培のように空中にツルを持っていけば草に負けることはなくなりますね。
それはキュウリ栽培で使うようなアーチパイプで解決できます。
ただし大玉を支えきれるのか知りませんけど。
来年は坊ちゃん系のミニカボチャをアーチパイプで栽培して空に浮かべる。
これでいくかも。
そしたら面積も少なくて済むので小面積・高回転派の松本自然農園にはピッタリですね。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・