この忙しい時期に、仕事の合間をぬって泊まりで静岡まで行ってきました。
富士山の麓にある「木の花ファミリー」を訪問するためです。
http://www.konohana-family.org/
木の花ファミリーとは・・・
有機農業をベースにした自給自足の生活を、血縁を超えた仲間で助け合いながら暮らしていく農的共同体です。
今回は知人に誘われてついていったのですが、研修時代の仲間がそこに住んでいるので一度行ってみたいと思ってたんです。
富士山は近いようで遠いですから今回行くことができてラッキーでした。
忙しいのを理由にしてたらいつまでたっても行けませんから。
その場所はすごかった。
あんまり詳しく書くと彼らを否定するような意見も書いてしまいそうなのでやめておきますが、それはもう当たりの柔らかい人たちばかりで居心地はいいです。
ただちょっと世間との感覚のずれがあるので違和感はありますが。
言葉にするならスピリチュアル。
もしくは知人がうまく表現してくれた言葉でいうと禅ですね。
さて農園ですが。
農園の規模も労働力もうちの何十倍とあるせいで、参考にしにくいところも多かったのですが、取り入れられるところはうまく取り入れていこうかと思っています。
見学した価値はありました。
どこか異次元にでも迷い込んだような感覚になるのが木の花ファミリー。
「愛」とか「すべてはひとつ」とか「地球の平和」とか、そういう言葉に抵抗のない方にはお勧めの場所です。
機会がありましたらぜひどうぞ。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・