今年はナスが順調です。
まだ始まったばかりだけど・・・。
昨年がひどかったので、それに比べればといったところでしょうか。
ちなみに昨年の失敗要因は育苗の時点で育ちの悪い苗をつくってしまったこと、苗数自体が足りなかったこと、水はけが悪い場所に植えつけてしまったこと、あたりでしょうか。
これらが重なって初期の段階から生育が思うように伸びず、そのせいで虫の襲来に耐えられず大きな被害を受けてしまいました。
たしか昨夏はほとんどナスを出せていないはず。
主力品目なのに。
ちゃんと根を張れてスイスイ育ってくれたら虫はつかないもんです。
ナスで問題になるのはだいたいテントウムシダマシですが、うまく育ったときはあまり目につきません。
2009年がそうでした。
アブラムシ?
松本自然農園ではアブラムシが気になるような育て方はしていないので大丈夫です。
テントウムシはよく見ますよ。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・