日本一暑かったことがある街

農作業が忙しい季節ですが、農場見学に行ってきました。
行先は岐阜県多治見市。
超優良農園・ヒライファームです。

知る人ぞ知る農園ですが、それもそのはず。
まだ経営をスタートさせていないんです。
・・・って松本自然農園の今年の研修生・平井さんの圃場です。


とにかく水はけが悪くてヤバいっす、と常々言っていたのでどんなもんか気になってたんですが、梅雨が明けてから全然雨が降っていないこともあってガッカリするくらい乾いた状態。
今回のツアーに同行した研修生OB・OGの面々も、若干ガッカリ感を顔に出していました。
それでもあちこちにヤバそうな片鱗を見せる場所があり、苦労をうかがい知ることができましたね。

研修中の時点でここまでやれるのはすごいと思う。
研修で学んでいることを自分の畑で試すことができる。
研修でやっていることを同時に自分の畑でも実践すると、土壌や気候など環境の違いによる差を感じられる。
すでに圃場のくせをつかんでおけば、独立就農時のスタートダッシュを優位に進められる。
研修しながら自分の圃場を持ってあれこれ経験できることは、計り知れないほどの利点があります。

1年先輩の伊藤さん、田中さん、水野さん。
2年先輩の渡辺さん。
3年先輩の山内くん。
あっというまに抜いていくかもしれませんね。
10年先輩の松本も気を引き締めないと危ないですね。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【対決】小泉進次郎vsJA「負けて勝った」と言い残した小泉氏の真意とは?

  2. 【播種】空心菜(エンサイ)の青臭い感じは好みが分かれるね

  3. 【解説】専業農家と兼業農家。その分類はもう時代遅れ?

  4. 【農業のキホン05】F1品種 とは?農家の口から出るF1はスポーツカーではない

  5. 【我流】ナスの鉢上げなのにセルトレイ?ポリポットはどうした?

  6. 無料イベント登壇のお知らせ:10月14日名古屋市