作りたくても作っていなかった野菜。
サツマイモ。
栽培がわりと簡単で、秋冬の貴重なイモとして戦力になる野菜です。
品種も定番ベニアズマ、甘くて大人気安納イモ、焼酎の原料として使われるコガネセンガン、お菓子にぴったり紫系、などなどバラエティに富んでいるのでお客さんへ楽しく勧められます。
そんなサツマイモですが2008年を最後に栽培をやめてしまっています。
サツマイモ禁止令
とにかくイノシシの大好物なのでもし見つかったら全滅は間違いなく、サツマイモを狙ったついでに他に野菜を荒らされたりします。
中山間地での農業はこういうマイナス要素があるんです。
イノシシが怖くてずーっと栽培を控えていました。
来年はいよいよ復活します。
6年ぶりのことです。
圃場のひとつで電気柵じゃなくワイヤーメッシュ(金網)を設置したこと。
イノシシ被害のない地域の圃場を借りられたこと。
これらの理由から復活が可能になりました。
たまりにたまった欲望を過剰作付けなどという方向で爆発させないように気をつけながら、来年の秋には立派なサツマイモをお届けできればと思います。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・