好き勝手圃場

畑のすぐ近くでちょっと大きな家庭菜園をやっているひとがいます。
市内からせっせと山まで通ってきていたのですが、諸事情により耕作ができなくなり昨年より借りうけ研修生に使ってもらっています。。
昨年はワタナベさんが。
今年も新たに研修生が使い始めました。

研修圃場に関してはあーだこーだと口出ししないことにしているので、どんな使い方をしても構いません。
くわで地道に耕してもいいし、不耕起にするのも畝を立てないのも自由です。
どんな肥料や堆肥を入れようが、なにも入れずに栽培しようが自由です。
珍しい品種を試してみたり、種芋を増やすために利用しても構いません。
唯一、月一回あるグリーンママンの直売に野菜を出すという条件のみ課せられていますが、それ以外に決まりごとはありません。
直売にしても自分の商品を世に出すという勉強だし、栽培がうまくいって収穫物がたくさんあれば独自の販売ルートをつくればいい。
やりたい放題ですね。

ただしグリーンママン直売について月一回の出荷というのはかなり難易度が高いです。
その日に向けて栽培を進めるものの生育が間に合わなかったり収穫適期を過ぎてしまったり、ピンポイントで出荷を狙う難しさを堪能できます。
これを研修中に学ぶことの意義は大いにあると思いますけどね。

そんな研修圃場に前使用者が置いていった小さな耕耘機が。
昨年まったく使われなかったので動かないかも?と思っていましたが、エンジンオイルを替えてワイヤー関係にグリスアップしてあげると元気に動き出しました。
タイヤがないこの手の耕耘機は使ったことがないのでコツがわからず、
よし、使っていいぞ
と教えもせずに丸投げ。

なにやら斬新な姿勢で運転したりしていますが、そのうち慣れてくれるものと思います。
怪我だけは気をつけてね。

 

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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