今年の苗は順調ですか?
それを知るには昨年の様子を思い出せばいいですね。
これが2007年3月8日のピーマン苗です。
そしてこれが今年の苗。ちょっと写りが悪くて申し訳ないですが。
生育ステージとしては同じような状況で、このままいくと4月下旬に苗を畑に植えるということになります。
うーん、ベストタイミング。
(左:2007年のナス。3/4。 右:2008年のナス。3/2)
ナスも似たような状況で4月下旬が待ち遠しいです。
何年も育苗・栽培を経験していくと、どの時期にどんな種まきをして、どのタイミングで苗を植えて、いつくらいから収穫がはじまるのか、というようなことが過去の記録から分かってきます。
この記録は貴重な財産です。
ハウスに苗がある今の時期は、温度管理や水管理があるのでうかつに泊まりで旅行には行けません。
でも子育てをしている気分になれる楽しい時期ですよ。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・