トマトやカボチャは目が疲れるくらいたくさんの品種があって、どれを栽培しようか迷うくらいですが、レタスも負けず劣らず多品種です。
いま栽培しているのは
こんなのや
こんなのも
彩り豊かに
変わったやつも
とまあ4種類ほど栽培しています。
作りやすいし変わった品種が多くて楽しいのですが、あんまり作りすぎても売れないので制限しています。
遊び心は必要ですが、遊びじゃないので食べてくれる人のことを考えて栽培しないといけない。
そのへんのバランスのとりかたが非常に難しい。
トマトは5品種。
カボチャは3品種。
春じゃがはなんと1品種のみ。
どれも売ることを前提とした品種選定です。
2年ほど前はトマトだけで14品種つくったこともありましたが、手がかかるだけでロスが大きかったような気がします。
経済学だったか
主力7割、次期候補2割、新規開拓1割
の割合で商品を分散するといい、みたいなことを唱えている考え方があった気がしますけど、品種の話はまさにこれに当てはまりそうです。
自信をもってセットに入れている品種に加えて、主力になりうる美味しさをもった品種も栽培しつつ、遊び心から生まれる新顔の登場に期待して栽培する品種もある。
へちまやホオズキなんかは新規開拓1割にあたりますね。
ホオズキはヒットして主力メニューに昇格しましたが、へちまは降格。
そういう変遷を繰り返しながら野菜セットは年を重ねるごとに進化していきます。
5年目のセット、果たしてどうなりますか。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・