昨年から栽培するようになったパパイヤ。
お遊びでやっている部分が大きいですが、昨年は収穫まで至らないという失敗があってくやしかったので今年はけっこう真剣に管理しています。
どうでしょう?
この樹だけを見ればなかなかの出来ですね。
ただ、樹によって果実のつき具合がぜんぜん違っていて、同じような草姿なのに果実がひとつもない樹もあります。
全体としてはまだまだ。
台風により葉が半分以上落ちてしまったり樹がバタバタと傾いたりしていますが、果実はほとんど落ちずに残ってくれているという強さはうれしい。
そして10月という野菜の少ない時期に収穫できるのが大きい。
確実に着果できるようにして、収穫数を上げるためにさらに早めの種まきをしていけば、たんなる遊び野菜じゃなくて戦力として松本自然農園の力になってくれるはずです。
今、畑に野菜がなくてヒーヒー言ってるのでパパイヤ構想をしっかりと暖めて来年以降ラクをしたいと思います。
ところで、
パパイヤは皮を傷つけられると白い乳液がどんどん出てきます。
パパイン酵素とかいう液体らしいです。
輸送時に衝撃で痛んで乳液まみれになったらどうしよう・・・とか心配しないといけないデリケートな野菜です。
あ、松本自然農園ではパパイヤを青いうちに収穫して野菜として出荷していきます。
完熟させられるほど温暖な気候の地域じゃありませんからね。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・