栽培管理が遅れる野菜のナンバーワンがトマト。
というより手がかかりすぎて途中で投げ出してしまうんですが。
今年は早くも一手が遅れて、見た目がひどく野生化してしまいました。
わき芽がすごいです。
うちは畑でトマトを栽培する場合、枝を2本伸ばしていく「2本仕立て」という方法をとります。
伸ばしたい枝以外の脇から出てくる芽(わき芽)はすべて摘んでしまうのですが、このタイミングが遅れるとなんとも見事な芽が採れてしまうんですね。
こんな大きな芽を摘んでトマトが弱ったりしないの?というくらいのサイズです。
本当はやっちゃいけない管理ですが作業が後手にまわるときはけっこうやってしまいます。
そうして摘んだ芽は地面に落としておけば枯れていくのですが今回は持ち帰ってきました。
これでも半分くらい。
山になっています。
食べるのか?
そんなわけありません。
知っている人は知っています。
挿し芽として利用するんです。
トマトは茎からも根っこを伸ばすことができる性質をもつので、摘んできた芽を土に挿しておくと根っこが生えてきて新しく苗として利用することができます。
だからトマトは10株しか植えなくても夏の間に100株、1000株と増やしていくことができます。
失敗してもカバーできるありがたい野菜なんです。
今回はまじめに苗を増やしてみようと思っているので、確実に根を出すために水につけておきます。
根が出てきたのを確認したらポリポットに移して少し育苗する予定です。
その後の経緯は忘れていなければブログにて報告します。
お楽しみに。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・