オカネを稼ぐ手段は様々です。
あえてここに書く必要もありません。
同じ時間を必死に働いても人によって入ってくるオカネが違うのはなぜでしょう。
たくさん稼ぐ人とそうでない人との差はどこにあるんでしょう。
これは僕なりの解釈ですが、どれだけオカネを手にできるかは
社会に対するインパクト × 影響を与える人数
でだいたい決まると思っています。
テレビに出てくるような芸能人の場合、その発言が社会に及ぼす影響は大きいことがあり、マスメディアに乗っかるため影響を与える人数は膨大なものになります。
だからギャラは大きい。
年収◎億円を稼ぐようなスポーツ選手にしたって世間に対する影響力は大きい。
一方、個人向けに野菜セットを売るなんていうよくある有機農家の場合、社会に対する影響はそれほど大きくなく(むしろ小さい)、影響を受けるのはその商品を受け取った家族だけ。
これで多くのお金を手にできるとは思えません。
そういう業態なんです。
大きく稼ごうと思ったら規模を拡大して多くの人に売るしかない。
書籍を出して有名になるなど、商品を売る以外で道を作らなければ大きく稼げるような商売ではありません。
モノを売っている以上、大きくジャンプアップすることはできないものです。
オカネに対するもうひとつの解釈。
社会に対してどれだけ責任を負ったか
という指標が手にしたオカネに現れるのでは、と思います。
たくさん稼いだ人は、社会に対して大きな影響を与えたとみるべきで、たとえば家事労働を現金に換算すると・・・という議論があったりしますが、家事はその家族に対してのみ責任を負う労働なのでオカネに換算することはできないと思います。
だからといって仕事としての価値が低いわけではありませんが。
大きな組織を率いていく経営者と、その人たちにこき使われているパート・アルバイト労働者と、同じ会社にいて「社会に対するインパクト×影響を与える人数」が同じなのに階級によって収入が違うのは、この責任の重さによるものと考えています。
このようなことを考えていくと、自分がいまやっている仕事の価値が見えてきます。
自分の立ち位置がわかってきます。
オカネに縛られないためにも、あえてオカネと向き合うことは必要だと思いますね。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・