研修生のしまっちが本日をもって研修を終えました。
おつかれさまでした。
今月いっぱいは研修期間ですが残務処理と引越し準備などの都合から早めの研修切り上げとなりました。
来月からは富山県にもどって春からの本格スタートに備えるそうですよ。
昨年の自然農法センターでの研修とあわせると2年間を費やしたことになります。
実家にもどり、家の周りにまとまった優良農地をもち、金銭的にはどうか知りませんが、充分な研修を受けました。
新規就農者としてはかなり恵まれた条件でのスタートだと思います。
地域的に人口が少ないので販路開拓が唯一といっていい懸念材料でしょうか。
来春のロケットスタートに期待しましょう。
今は時代も後押ししています。
有機野菜のニーズや関心が高くなり、有機農業推進法ができたので行政も昔よりは支援に前向きになってきています。
僕が就農したころはここまで優遇されてませんでしたし、もっと以前に就農した人たちは相当な苦労を伴ったことと思います。
農業者は減っていく一方だし、新規就農者の前途は揚々ですよ(たぶんね)。
僕はというと。
いまのところ次の研修生は決まっていないので、しばらく一人でのんびり仕事できそうです。
忙しい時期はともかく、農閑期は一人に限りますね。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・