今週月曜でナスの出荷を終了し、これでようやく夏から引っぱってきた野菜たちがすべて姿を消しました。
畑にあるのは秋・冬野菜のみです。
ということは、はいそういうことです。
完全に秋野菜に切り替わったということです。
夏野菜から秋野菜への切り替えはじつは小さな端境期があるので難しい、というようなことはよく書いていますが、今年も「苦しい~苦しいよ~」と言いながらなんとか出荷を切らさずに乗り越えることができました。
これが僕的には非常に重要。
豊作だろうが凶作だろうが切らさずに毎週野菜を届けられる技術。
安定してお届けすることがお客さんの信頼を得られると考えています。
さらには収入の安定につながるので家族の信頼も勝ち取れます。
今年はそれほど気候で苦労している印象がないので、こんな年で失敗するようじゃ未来はないというくらいのプレッシャーは常にあります。
それを乗り越えての今日という日はなかなか感慨深いですね。
明日は夜にちょっとおでかけ。
無事に夏野菜を終えられた自分にカンパーイしてきます。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・