2本仕立てを採用しています

今日はトマトの芽かきと支柱立てをやってました。
太陽は出てないけど暑くて汗がだらだら。
もともと田んぼなので硬盤層があり、支柱が深くささらないのがものすごく労力を使います。


毎年のことですがうちは2本仕立てにしています。
茎を1本に仕立てながら1本の支柱にくくりつけていくのが1本仕立て。
茎を2本に仕立てながら2本の支柱にくくりつけていくのが2本仕立て。
そういうことです。

2本に仕立てると当然ながら地上部は1本のときよりも茂るので、比例して根量もふえることになります。
根が多くしっかり張っていると病気にかかりにくく健康に育ちやすくなります。
1本仕立てよりも苗の数が半分で済むのも魅力。
ただし生育バランスがとりずらいのと、病気になったら2本分やられるのが欠点かな。
収穫開始もすこし遅れるし。
利点も欠点もある2本仕立てですが、根量を増やせるというのがちょっと自然農法的なので僕は好きです。

畑が肥えていてトマトの初期生育が暴れてしょうがないという方には2本仕立てがおすすめです。
そうとう肥えているなら3本仕立てでもOK。
楽しみたいなら無整枝もおもしろいですよ。

支柱立てて誘引して芽かきして、作業が多い上に栽培が難しいトマトなんですが、手のかかる子ほどかわいいというのはウソじゃないです。
夏野菜の代表選手ですし上手につくりこなせるようになりたいものです。

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