間引き菜を捨ててしまうのはもったいない

松本自然農園特有の出荷スタイルが間引き収穫だ。
水菜や小松菜などの葉もの野菜は、収穫するときの株間よりも多めにタネを播いておいて、生長するにしたがって間を抜いてやります。
これを間引きと呼びます。
葉もの野菜を育てることが多い秋には、この間引き作業に時間をとられることが多いです。
おまけに抜くときの心苦しさといったらつらいものがあります。

そんな負荷労働の間引きが、うちでは収穫になっています。
畑にあるものは出しつくす、というつもりで野菜セットをつくっているので、当然のことながら間引いた野菜もセットに入れることになります。
ニンジン、カブ、水菜、からし菜、ダイコン、壬生菜、山東菜、パクチョイ。
じつに様々な間引き菜を箱詰めしてきました。
お客様にとっては毎回収穫サイズの異なる葉もの野菜が入ってくるので、生長過程を楽しむことができます。
先週は15cmほどだったのに今週は20cmになってる、来週は30cmかな?
ってな感じで。
スーパーでは規格にあわせたサイズでしか売ってませんからね。
カブの間引き菜なんて最高ですよ。
小さいときの葉を茹でてお浸しにした日にゃ3時間は涙腺が壊れてしまうことでしょう。

生産者にとっても間引き菜はメリットがあります。
間引きと収穫が一緒になるので作業時間の削減になるし、なにより間引きの段階で収入になっていくのが大きい。
同じ面積で栽培しても売上が2倍以上になることも。
ただし小さくて柔らかい葉ものは出荷調整には時間がかかるのでメリットばかりというわけではありませんね。

夏野菜から秋野菜への端境期を、出荷を止めずに出し続けられるのは間引き菜もセットに入れてしまうからなのです。
以上、松本自然農園の栽培ウラ事情でした。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

栽培が下手でも時給3000円で働く農家になる方法とは?

もしかしたらあなたは、ひたすら栽培技術を磨こうとしていませんか?
いいものを作れば売れると思っていませんか?
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