野菜たちはいつまでも立ち止まってくれない

一年を通して野菜を育てているなかで、春から初夏にかけての今とくにはっきり浮かび上がる問題が

収穫適期

が短いことの影響です。

小松菜や水菜、カブや大根を想像してみてください。

 

種をまく→すくすく育つ→収穫を迎える

 

ここまで順調にきて

『よーし、美味しい野菜ができたぞ!』

と意気込んで出荷したのも束の間、2週間くらいたつと

あれ?味が落ちたかな?

と品質のピークが過ぎて、しまいには

うーん、ちょっとスジっぽくなってきたかな・・・。

虫食いがひどくなってきたかな・・・。

となってしまいます。
収穫はじめから出荷するのをためらうようになるまでの期間がとくに短いのが、5月から6月にかけての今なんです。

原因は、暖かくなるにつれて野菜の生長が早まること、虫の数がどんどん増えて活動的になっていくこと。

虫の問題はなんとかなっても、生長が進むのを止めることは非常に難しいです。
いつもベストな状態の野菜だけをお届けする、これを達成するためのハードルは僕にとってかなり高いです。

それでも、新鮮で美味しい野菜を期待して待ってくださる方がいるなら越えるべきハードルですし、道が険しいほど燃える(萌える?)のがM気質100%の松本直之です。

 

っと意気込んだところで、そろそろ夏野菜に切り替わってしまうので、来春まで作戦を練りながら完璧にできたことを想像してニヤニヤしながら過ごすことにします。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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