農法ショックという名の病気?

最初に出会った農家・農法に衝撃を受けて、そのあとどんなに優秀な事例に出会っても考え方を変えられない様。
これを農法ショックと呼びます。
いえ、どなたかの著書に書いてあった言葉です。

農業の世界をまったく知らない状態でとある農家へ見学に行ったら、実際の現場を見ながら農家さんの話を聞くことで得られる驚きは相当なものだと思います。
その場で野菜を食べさせてもらったら、その美味しさに感動するでしょう。
新鮮なんだから普段食べているものより美味しいのは当然なんですが。

有機農家はとくに自分のやり方に自信を持っている方が多いので、これが一番なんだと言われればそれが世の中にある最もすばらしい農法だと洗脳されてしまう可能性があります。
それくらい現場でする話というのは説得力があります。
僕もよくしゃべくり倒しちゃうので、説得力があるかは別としても洗脳しているかもしれませんね。
気をつけよう。

農業にふれるときには最初の一歩に注意しましょう。
その農家がすべてじゃない、ということをしっかりと頭に入れてから見学に臨みましょう。
ショックを受けてからだと大変なことになりますよ。

関連記事

  1. 【解説】専業農家と兼業農家。その分類はもう時代遅れ?

  2. 【農業のキホン07】C/N比そして窒素飢餓。有機肥料マスターになるための第一歩です

  3. 【農業2020】農家がYouTubeを始めるときの処方箋|3つのPを意識しよう

  4. ラウンドアップの発がん性とモンサントの農業支配。それって事実?陰謀論?

  5. 【異形の者】キャベツの歴史を知る!キャベツはなぜ無農薬栽培が難しいのか?

  6. 【我流】ナスの鉢上げなのにセルトレイ?ポリポットはどうした?