巨大レタスは箱に入らない

山の中にある畑。
今年で3年目になりますが、決して肥えた土といった感じではなくむしろ痩せているほうだと思います。
昨夏に1か月以上放ったらかしにしておいたのに膝丈ほどにしか草が伸びなかったし、生えてきた草もどことなく頼りない感じでした。
土質自体はすごくいいと思うのですが、まだまだ力が弱いです。

そんな畑なので比較的やせた土地でも育ちやすいレタスを植えてみました。

ビニールマルチを使用したことは要因として大きいですが、予想をこえて大きく育ってくれました。
写真は株間を30cmとっていますが隣と触れ合うほどです。
ほかにキャベツも育てていますがものすごく順調なので、少しは土がよくなってきてくれているのかもしれません。
そう思いたい。


うまく育ってくると心配なのが収穫時期。
きれいに生育がそろってくれると景観はすごくいいのに、収穫適期が一気に来るので非常に困ります。
毎週▲個ほど収穫、というのが長く続いてくれたほうがうれしいけど、ずらし播きしたり保温資材の有無で生育に差をつけたりしてもうまくいかないことも多いです。
この写真にある分だけでも1カ月半くらいは出荷できる量が育っていますが、1か月先までこのレタスがちょうどいいサイズでいてくれるわけないし。
巨大になるかトウ立ちしてしまうか。
残念な結果を迎えることになるやつも出てくるでしょうね。
困った問題です。

同じ品目を長く収穫できるように作付けをする。
という難しさを改めて感じました。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【我流】ナスの鉢上げなのにセルトレイ?ポリポットはどうした?

  2. 【基礎編】トマトを栽培するときの最重要ポイントとは?

  3. 【実験】ゴーヤのタネを丸裸にして播いてみたら・・・

  4. 無料イベント登壇のお知らせ:10月14日名古屋市

  5. 【農業のキホン05】F1品種 とは?農家の口から出るF1はスポーツカーではない

  6. 【成功?】芽だししたタネをセルトレイへ。カボチャとモロヘイヤ