季節によって野菜の収穫スタイルが違う

11月に入ってずいぶん涼しくなりました。
こちらは朝晩寒いくらいです。
涼しいなんて悠長なことは言ってられません。
もうすでにコタツが出ています。
電気はつけてませんが。

畑もすっかり様変わりしています。
支柱を立てて栽培するような高さのある野菜はほとんど消え去り、地面を緑で埋め尽くすような野菜がほとんどになりました。
夏野菜で残っているのはピーマンくらいでしょうか。
ナスは種取りのために畑に残っていますが出荷は終わりました。
ピーマンもそろそろ終わりそうです。

一年を通した傾向として、

夏野菜は実のなる野菜が多い(茎を摘み取る野菜も多い)
んですね。
毎日もしくは2、3日おきくらいに収穫をしつづけなければなりません。
同じ株から収穫を続けるので、小さい面積で栽培が可能です。

それに大して秋冬野菜は根野菜・葉野菜が多い
んです。
収穫適期になったら一気に収穫してしまいます。
だから、うちのような周年出荷スタイルの場合は種まき時期をずらして長期収穫できるようにしています。
夏と違って追われるように収穫をしなくても大丈夫です。
ほしいぶんだけ採ればいいんです。
自分で出荷調整できるぶんだけラクかな。

夏には夏の、秋冬には秋冬の特徴があります。
農作業もそれに合わせて変化します。
僕も季節に合わせて変化します。
夏はやせて、冬に肥える。
まあいいじゃないですか。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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