夏秋混在で畑フル活用

今年から新しく借りた畑は、生態系バランスがめっちゃ不安定なためハクサイや菜花は苗を植えてすぐに虫害で消滅しました。
カブやホウレンソウも発芽後に虫害で姿を消しました。
なのでネギやジャガイモなど作付けできる野菜は限られています。
今後はここにタマネギとニンニクを植える予定。

一方、就農当初から借りている旧下山村にある畑は、車で片道25分ということもあって手のかかる野菜や収穫が長期にわたる野菜は作付けできません。
たまにしか行かないので目が行き届かず、せっかく植えても収穫までたどりつかないこともしばしば。
なので今秋はなにも植える予定はありません。
来年はここを手放すつもりです。

となると残っているのは夏にメイン圃場として活躍した畑。
半分ほどは水はけが悪くて使いづらいですが虫害が少なくて野菜は作りやすい圃場です。
将来的にもここがメインになることは間違いないでしょう。

そのメイン圃場。
作付けがパンク寸前です。
ほかの畑にまわせない秋冬野菜がすべてここに集中しているため、休んでいるところがないくらい何かしらの野菜が植えてある状態。
空いているところも次に植える野菜が決まっている『予約済み』。

一番奥にある三角スペースは管理しにくそうだったので今まで草ボーボーで放ってありましたが、ここすら耕してキャベツやコールラビ、レタスの苗を植えました。

約3反(3000㎡)がフル回転しています。
来年は家の周辺でもうひとつくらい農地を借りないと面積が足りないかもしれないなぁ。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【農業2020】農家がYouTubeを始めるときの処方箋|3つのPを意識しよう

  2. 農家向け補助金探しのパワーツール「逆引き事典」を積極活用せよ!

  3. 【腰痛】黒ビニールマルチにジャガイモを植え付けるのは流行るか?

  4. 【農業のキホン05】F1品種 とは?農家の口から出るF1はスポーツカーではない

  5. 【反映】ズッキーニの誘引ちょっと違うんじゃね?というご意見をいただきましたので・・・

  6. 【基礎編】トマトを栽培するときの最重要ポイントとは?